リーダーの作り方

売上のことを考えると夜も気になって眠れません

ウサコちゃん
ウサコちゃん
コバ先生~、売上のことが気になって毎日胃が痛いです。夜も考えて眠れないんです。
コバ先生
コバ先生
ウサコちゃんは真面目な性格だからね。気持ちはすごくわかるわ、ほんと気になって仕方ないものよね。
ところでウサコちゃん、売上が気になるというのは、どんなことが気になっているのかしら?
ウサコちゃん
ウサコちゃん
自分が休みの時に売れてなかったらどうしようとか、今日までのマイナスが大きいからどうしようとか気になります。
コバ先生
コバ先生
そうね、その気になっていることはどれも“売上がいかない”という「結果」よね。その「結果」を招いてしまう理由を考えないと「結果」はかわらないのよ。今のウサコちゃんは「結果」について悩んでいるので、このままだと悩みからは抜け出せないわよ。
コバ先生
コバ先生
悩むポイントを変えて、悩みから「考える」に変えましょう。
要因を考える

現在、売上が達成できていない要因(理由)は何ですか?

1:外的要因・・・天候が悪く集客が少なかった。セール期間前で買い控えがありそう。など
2:内的要因・・・例えば、スタッフのアプローチが少なかった。シフトで新人が多かった。など

コバ先生
コバ先生
要因を外的なもの、内的なものとわけて考えましょう。これは、皆さんがよく言い訳に使いそうなことを思い浮かべると出しやすくなりますよ。「天気が悪くてご来店が少ないから売れませんでした~」みたいな感じです。

ここからは、それぞれの要因に対してもう少し深堀が必要です。
例えば、悪天候は本当に売上の悪さに影響していたのでしょうか?

過去に同じような天候でも売上が上がっていれば、この要因は疑う必要があります。
こういったことを検証するために、色々な過去の記録が役に立ちます。売上に天気を記載するのも気温を記載しておくのも意味がでてきます。

また、スタッフのアプローチが少ないという要因がわかったとしても、何故少ないのか理由まで考える必要があります。

ステップ1:要因に対しての解決策を考える
ステップ2:解決策を実行する行動計画を立てる

売上が達成できない要因になっていることがわかれば、それに対しての解決策が見えるだけでも
「敵」がわかるというものです。

そして、その「敵」を倒すための計画を考えればよいわけです。
それが行動計画です。

行動計画は、具体的に決めましょう。
例えば、天気予報で●日後に雨予報が出ていたら、LINEで●●というお知らせをして前日の集客をいつもの1.5倍を目指す。その為には●名にLINEを送る。
アプローチが弱いので、ちらしを作成して配布の場所を変更する。

考えれば色々と案は出てくるのではないでしょうか。

想像してみてください。
みなさんは、料理を作りました。その料理が恐ろしくまずかった!!
お友達にも食べてもらってとにかく不評。

「私って、料理がヘタだったんだ。。」まずかった料理に思い悩み夜も眠れません。

料理がまずくて夜も眠れない?!そんなことありませんよね?

「なんでまずくなったんだろう?」

調味料の量かな?素材の組み合わせ?煮込む時間?

みなさんは色々な要因を考えるはずです。
そして次回その料理を作る時は、要因に対して解決策を具体的に考えて実行するはずです。
やっぱり、調味料の分量適当はいけないからきちんと●gにしないとだめだとか。
先に、水からいれないで沸騰したら素材をいれるんだったとか。

コバ先生
コバ先生
売上に悩む人は、売上という結果だけを見て悩みがちです。悩むではなく「考える」にチェンジするとよいですよ。