元気があるのはいいことですが、店員さんのお声がけでお店の雰囲気って決まってしまうものですよね。
店員さんのお声がけで思い出すのは、昔は宝飾店なんかはエレベーターから降りてくるお客様めがけて大声で「お客様~、そこのお客様~」と声を張り上げていた時代の事。
あの当時は、恐怖でしかなかった事を思い出します。
洋服やさんでの独特な声がけで自分の世界だけ入っている人も多いですし、カフェでのメニューを店員さんが伝言ゲームみたいに大声でつないでいた時代は何を参考にしていたのでしょうか?
居酒屋さんの元気な声がけを参考にしていたのかもしれませんが。
■お店の外観
■お店の名前やロゴマークの雰囲気
■お店の色合い
■扱っている商品の雰囲気
■店員さんの服装やメイクなどの見た目
■店員さんのお声がけや接客などのトーン
実際の店舗だけではなくSNS投稿内容や広告からイメージを感じていますので、すべてがバラバラだと自分の好みにあるのかわからなくなってしまう危険があります。
セールなどをしているわけではないけれど、店員さんから見れば、自分の販売している商品ってお得!って思っているので店員さんとしては嘘ではないのかも・・・
お客様が、お店を判断するポイントで販売スタッフさんが担っている要素はとても大きいものです。
見た目はもちろん、声の出し方、お声がけの内容にいたるまですべてがその要素です。
まして、お店の入り口付近で最初に聞く言葉はインパクトがあるのでその店の雰囲気を左右します。
最初のお声がけで持っていただいた印象と店内はあっているのか見直してみませんか。
「●●な店舗なんです!」とお声がけしておきながら、店内に入ってみるとそうでもなかったなんていうことはありがちなことです。
SNSやネット広告でキャッチコピーに惹かれて、クリックしてみたけど書いてある情報は全然知りたいことじゃなかった!という経験はありませんか?
そんな時は、だまされた―という感情がわくものですね。店舗でのお声がけもそれと同じで、販売スタッフさんがそう言ってたのに、期待した内容のお店じゃなかったと思われないように
お声がけも店舗づくりも意識して統一していかれるとよいと思います。
大きい声で呼び込みは元気があってよいですが、今一度お客様が本当に喜んでくださる方法なのか考えてみるきっかけにしてみてください。